フロントフォークのオーバーホール&リアサスをオーリンズに交換   (GSX400S)




2014.09.14

前回点火系、MSDIイグナイタに交換してパワフルになったカタナですが、
足腰の弱さが目立ち始めて、パワーと足回りが不一致な状態が我慢できないのでリフレッシュする事に。


フロントフォーク オーバーホールは2年ほど前に実施したのですが......。今回、足回りのリフレッシュをするので、フロントフォークも実施です。
自分でやると、また1年くらいかかるので、スクーデリアオクムラさんにお願いした所、1週間以内で完了しました。
通常のオーバーホールと同じ作業のフルメンテナンスです。値段もそこそこ安く、時間と手間を考えると安いのかもしれません!!






インナーチューブも過去に再メッキしているので、軽い傷の修正のみ実施されてます。
アウターは全く問題はないでしょう。パウダーコートもまだまだ綺麗な状態です。
オクムラの例のシールが黒のアウターにマッチングしてるでしょ!!








ショウワのシールも張られて帰ってきました。作業前にTEL確認した時は、KYB製と言っていたのに帰ってきたらショウワ製に代わってます。どっちでもいいのですが.....
オクムラの目印??のゴムが付いてますね。あまり使うことはないでしょうけど。

 






交換部品です。2012年に交換したばかりなので、全く問題ないはずです。








2つのシールが良いバランスに!!








SHOWAのシールが貼ってある場所は、ちょっと湾曲してるので、空気が既に入ってて、1年ももたずにはがれそうです。

 






とりあえず、タイヤを付ける為のフォークです。曲がりありありです。
結構活躍してくれるやつです。曲がってなかったら、なお良いのですが。








タイヤを外して、古いフォークを外して、オクムラチューンフォークを取り付けます。
前回の実績より7mm突き出しします。写真では8mmに見えるんですが、老眼なので、良く見えなかったんです。問題ないでしょう








2本のフォーク、取り付け完了。
これから、フェンダーブレース、フェンダー、ブレーキホースガイドを取り付けます。








最後に、タイヤ、ブレーキキャリパーを取り付けて完了です。
ブレーキキャリパーは事前に、清掃モミ出し完了済みです。








今まで意味があるかどうか不明な、自作のスタビライザーを付けてましたが、掃除の邪魔になるし、ネジ類の止め方が面倒なので 今回は無しにしました。








またがっただけで、これだけストロークするみたい。








オクムラのステッカーだけしか変化はありませんが、自分的にはそのステッカーに大きな意味があるんです。

 

 






近くをちょっと走ってきましたが、今までとほとんど変化有りません。
本当はハンドルのブレが無くなれば良いなと期待はしてたんですが....ダメでした。
サスのストロークは7cmほどしてました。

 








GSX400Sのオーリンズサスペンション。SU141 36P。これはもう廃盤になって今では新品が手に入らないんです。
数年前にいつかは交換しようと探したけどなかなか....。
代理店が廃盤の車種のサスを数量限定で再販してるを見つけて速攻で購入していたのです。それが今まで箱に入ったまま眠っていたのです。ちゃんとした正規品なのでオクで売ればいい金になるかもと、 一時は考えた事もありましたが....持ってて良かった。


梱包用の段ボールの中に本当のオーリンズの箱が。
その中に、取扱い説明書が。ちゃんとGSX400Sってあるでしょ!!ヤマリンズじゃないんですよ!!

 






今日で見るのは2回目ですが、綺麗すぎて今の自分のカタナに取り付けるのは勿体ない気がするんです。

 






付属品は取り付け用のワッシャ2枚と、プリロード用のレンチ2本です。プリロードを触る事は基本無いと思います。
セッティングは苦手ですから。








netでGSX400Sにオーリンズを取り付けるブログが出て来たので見てみると、こんなジャッキでリア側のフレームを上げれば行けると書いてあったので真似をしてみました。
サイレンサーを外しても、干渉する気配がありそうだし、がっちりジャッキに乗っからないのでちょっと不安定気味。
リアタイヤが上がるには上がったのですが、ジャッキを上下させてサスを抜き取ると書いてあるが、これが全く抜き取る事が出来ません。

 






順番がずれてますが、スイングアームはサビサビです。同じようにフレームにも錆が出てます。
なぜ、塗装してあるのに錆びるんでしょう。この状態、どう考えてもメーカの怠慢だと思います。








やはり、モノサスの時と同じ方法でやってみます。
タイヤとフレームの間にジャッキを入れてちょっと上下させるだけです。車体はサイドスタンドで立てたままなので、ほとんど危なくありません。

GSX−R1100での実施例。まずはダメダメ編。   これが楽ちん編








簡単に古いサスが抜けました。
セッティングも操作も楽でサス交換はこの方法が一番ですね。この方法を考えた人は偉い!!








スイングアーム側はナットになっているのですが、錆付いているのか、空回り無しです。
上側は溶接してあるだけです。

 






オーリンズは純正と同じ長さに調整してあります。1,2mmは違いますが.....。








ジャッキをちょっと上下させて、オーリンズSU141を入れてます。








新品のナットを準備してなかったので、そのまま使用しますが、上側だけはカワサキ車にあるような、荷掛ナットを付けたいなと採寸。M10の12mmほど出ていますが、ワッシャーが一枚は入るので M10−10mmでokでしょう。流用先を調べないとね。








オーリンズと言えども完璧ではないので、トラブルの発生やオーバーホールも必要です。こんな時の為に純正は保管しておきましょう。
部品がたまり過ぎるのが問題です.....。

 






別件ですが、ヨシムラマフラーのセンター部です。集合部分の後の絞りがハンパないですね。
マフラーパイプ全体的に見ると細くもなくいい感じに見えるのですが、こんな仕掛けで静かなマフラーになるんですね。サイレンサー部も直管ではなくて仕切りタイプでしょう。








ハイ出来上がりました。
オーリンズのアクセントは、最高ですね!!

 








フロント側は、オクムラのアクセントでOKです。

 

で、で、結果と言うか、試乗の感想は、
リアサスのしっとり感が最高です。今までは純正の抜け抜けだったので、ふわふわ状態だったのが、新車以上の状態に。
突き上げ感もなく、どんな路面でも吸い付いて走る感じです。

今のパワーと足回りがぴったりマッチして、走るのが楽しくなる仕様に大変身です!!







いっぱいある写真は、壁紙としてでもご使用ください!!



 

 

 






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